(自動車業界などにおいて)複数の部品を複合した状態のこと。
あるいは、そのように複合化した部品のこと。
生産コストの削減のため、自動車メーカーは部品メーカーからモジュール化された部品を調達するようになっている。
最近では、モジュール市場を狙った外資系部品会社の日本進出が目立つようになっている。
このキーワード(モジュール)の定義・補足説明 [編集]
用語説明
→要点
・(自動車業界などにおいて)複数の部品を複合した状態のこと。あるいは、そのように複合化した部品のこと。
→モジュール(英語:module)とは、全体の構成要素に対する1単位の意味。建築、コンピューターなどの分野でも用いられる言葉。
→ドアのモジュール、コックピットのモジュール、サスペンションのモジュールなど。
・自動車の生産コストの削減のために、自動車メーカーは部品メーカーから、モジュール化された部品を調達するようになった。
→元々1990年代の初めに、不況に苦しむドイツの自動車産業界で加速した流れ。
→複合化した部品を1社から購入することで、部品コストの削減や、組立コストの削減が可能になる。
→また、部品メーカーも、部品を複合化することによって、全体の部品数を削減することができる。
・モジュール市場を狙った外資系の部品会社の日本進出が目立つようになっている。
→日産自動車がルノーとの資本提携を機に、購買部門のリストラに乗り出しており、外資系企業にとってのビジネス・チャンスになっている模様。
→いわゆる“系列”中心の取引が限界を迎えているとの見方もある。
・部品メーカー同士の世界的な再編も進んでいる。
→米ゼネラル・モーターズ(GM)と、米フォード・モーターが自社の部品製造部門を分社。
→日産自動車系の部品メーカーのカルソニックとカンセイが合併を発表。
→米国部品大手TRWは、英国部品大手ルーカス・バリティーの買収を発表。
→関連語
・モジュール生産:モジュール化した部品を用いた生産のこと。モジュラー生産とも呼ばれる。
・プラットホーム:(自動車業界において)車体のこと。コスト削減のために車体を共通化する動きも活発化している。
→記事例
・1999/10/29日刊工業新聞21p
東京モーターショーに見るデバイス技術(下)
モジュール部品と部品軽量化技術
→出来事
・1999/03/23カルソニックとカンセイは、2000年4月に合併すること
を発表した。
→参照URL
・デンソー
http://www.denso.co.jp/
・カルソニック
http://www.calsonic.co.jp/
・カンセイ
http://www.kansei.co.jp/
